ブルーのサングラスを付け替える旅

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夜は短し歩けよ乙女 <ネタバレ注意>

 今回夜は短し歩けよ乙女が映画化されるといことで、主役の声の件もありだいぶ見るかどうか迷ったが、友達の「見ざるを得ないだろう」という言葉から考えたのち、見ることにした。見るとなったら気がはやく、早速原作を読み直して、公開2日目に見るという自分でも楽しみなのか楽しみでないのかというような具合であった。以下から内容について書いていきますが、タイトルにあるように、まだ見てない方にはネタバレになるので、ここで読むのをやめていただいて、もうすこししたら公開終了になるのかもしれないが、是非映画館で楽しんでいただいた後に読んでもらえればと思います。それでは。。。

 

 

 ということで、まず、問題の声だが、これは好みの問題だろう。いい意味で星野源らしさを抑えてくれていて、少なくとも声から星野源のイメージが前面に出るような心配してたような事態は杞憂に終わった。他にも、乙女や学園祭事務局長、紀子さん(?)はよくも悪くも声優さんなので、安定してた。パンツ総番長はキャラクターも声もイメージとは違ったが、これもこれでアリかなと(ただ、歌の場面は秋山がすこし出すぎていました)。東堂はちょっとイメージは違った。個人的にはもうちょっと偉そうでエロオヤジにしてほしかったなぁ。

 そして、ストーリーが結構変わっていて驚いた。とくに、学園祭の部分は部分は歌のことを加味するとかなりのオリジナルの要素が入ってると考えていいのではないだろうか。鯉が落ちてくる部分は正直ちょっとご都合主義すぎと思ったが、その後のストーリーを考えると致し方ない部分もある。原作通りにしなかったのは、劇の場面で先輩もパンツ総番長も、割と分かりやすく一定のハッピーな展開になっており、そのまま描くとあとが続かないのかなと思案したが、映画のストーリーでもまあ露骨でないだけで展開的には同じなことと、わりとそこで一回区切りはつけているので、すこし疑問は残るが、映画のストーリーもよかった。本作では、古本市から学園祭も含めて全て一夜という設定になっていたが、これは映画の尺の都合上そうせざるを得なかったのだろう。他にも、随所においてストーリーを膨らませる過程で設定が変更されていたり、すこしダレそうである主人公が落下する場面などはカットされている。とにかく、躍動感があふれる雰囲気を一番に重視していて、それを実現するために膨らます所は膨らまし、ポンポン展開が進んでいくという印象だった。 最後のジョニーがでてくるシーンは四畳半をみた人にはお馴染みだが、原作も四畳半も知らない人が見たら、突然カウボーイが出てきて何してんだとちょっと戸惑うかもしれないなと思った。物語の一番大切な結末の部分だったので、あれが理解できなかった人はこの映画の評価が大きく下がるんだろうな(そんなやついないかなw)。

まとめとしては、ストーリーは所々変わっていたものの、先輩がひたすら乙女のためにいろんなことをやる姿勢、舞台が終わりお互いがお互いのことを想う?場面、最後の躍動感あふれる空飛ぶ場面という重要な3点がちゃんと描かれていたのに加え、原作にあふれていた躍動感がある程度表現できていたので、とても満足だった。もうちょっと長い尺(アニメドラマ化など)だったらどうだったかとも思うが、あのハイテンションな感じを約10話に渡って 保ち続けるのも大変そうであり、映画化作品としてみた場合では大変よかったんでないかと感じました。

 

あと調べたら、「ラタタタム」って本当にあるんですね。知らなかった。とっても恥ずかしい。。。